最近の計量経済モデルの流行りはなんだろう
1.短期モデルはECMのオンパレード
2.潜在GNPで供給能力を導入
3.DSGEモデルで作成作業の簡略化
でもDSGEはカリブレーションがあるのでCGEの一種
単位根検定、共和分検定の結果だとは思うが、昔とはイメージがだいぶ違ってきたようだ。
蓑谷先生の『計量経済学大全』は基本的に検定重視という姿勢が見て取れるが、これも安易な計量モデルと、統計的検定がほとんどない応用一般均衡モデルへのあてつけだろうか。ひょっとして時系列分析に対する批判か?
ECMモデルは地域経済で使えるのだろうか?データ不足で自由度なくならないか?
でも
4.小規模モデルへの回帰
という動きもあるようだ。これって佐和先生70年代から言ってたっけ。
ところでEconomateが普及したせだろうか。ガウス・ザイデル法オンリーな気がする。
係数行列作って、誘導形からみていくというのはあまり見ない。まれにMathematica使いがやってるが、SASは基本、誘導形なのでSASを使いたい。EViewsはどうだろうか。使ってみたい。
誘導形は乗数そのものなんだから。構造方程式の係数行列の逆行列から毎期の予測値を出していた世代では懐かしい話だろう。
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